「アバントみたいに敷居とフロアの段差が小さく、荷物が積みやすい!」といえなくはないですが(笑)、ふつうハッチバックというと開口部から荷室のフロアまでが10cm以上あって、そのぶん荷物がたくさん積めるものですけどねぇ。
比較のためにポロの荷室を見てみましょう。実はポロの荷室はフロアの高さが2段階に変えられるようになっていて、写真は下のポジションにフロアボードを留めている状態です。写真の右側、一段高いところに線上の出っ張りがあるのがわかりますか? ここが上のポジションです。
この、ポロの上のポジションにあたる位置に、A1のフロアが設定されているようです。その理由は?
フロアボードを開けてみると、写真左のように、テンパータイヤが現れました。その横には"B-CAS"カードの差し込み口。これじゃあ下のポジションは使えません。
しかし、根本的な問題は、テンパータイヤの下にバッテリーがあること(写真右)。フロントヘビーなA1の前後重量配分を少しでも改善しようという努力が見られます。ちなみに車検証によれば、車軸重はフロント740kg:リア450kgです。
しかし、根本的な問題は、テンパータイヤの下にバッテリーがあること(写真右)。フロントヘビーなA1の前後重量配分を少しでも改善しようという努力が見られます。ちなみに車検証によれば、車軸重はフロント740kg:リア450kgです。