Audi大暴れ!?「富士SUPER TEC 24時間レース」

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180604-Yumi-01.jpg6月2日〜3日、富士スピードウェイでスーパー耐久第3戦「富士SUPER TEC 24時間レース」が行われました。

「スーパー耐久の24時間レース!?」と思ったら、それもそのはず。最後に行われたのは十勝24時間レースで、それから10年ぶり。富士スピードウェイの24時間レースとしては、なんと50年ぶり!
FIAのGT3から1500cc以下まで8つのクラスがあり、参加した車両は50台。ドライバーもアマチュアの「ジェントルマンドライバー」からF1やルマン24時間レース、スーパーGTなどに参戦経験のある「プラチナドライバー」まで、その顔ぶれ、スキルもさまざま。

実はこのレース、私は行く予定ではありませんでしたが、たまたま次号の「カートップ」でスーパー耐久の責任者である桑山晴美さんにインタビューすることになり、急遽出かけました。

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なので、コース上に出場するマシーンが予選の順番で並び、マシーンやレーシングドライバー、レースクイーンなどをスタート直前に間近で見ることができる「グリッドウォーク」中でも、レース取材ではなく、慌ただしく撮影するという感じ。スタート後も、すぐにインタビューに突入したのでレースに集中するというわけにはいきませんでした。

しかし、その合間にいろいろと情報を集めると、50台のうちなんと7台がAudiのマシーン。しかも総合優勝も狙えるST-XクラスにAudi R8 LMSが3台。TCRマシーンで戦うST-TCRクラスにAudi RS 3 LMSが4台。

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そして、今回は海外からST-Xクラスに参戦する「Phoenix Racing Asia(フェニックス・レーシング・アジア)」が大暴れ! Phoenix Racing Asiaの2台のうち82号車の「Phoenix Racing Asia R8」(Alex Au/Shaun Thong/Alex Yoong/Philip Ellis組)はトン選手のランオフエリア走行のペナルティによって決勝は10グリッド降格し、ST-Xクラスの最後尾スタート。しかし83号車「Phoenix racing Asia R8」(Lim Keong Wee/Marchy Lee/Melvin Moh/Max Hoffer組)が3番グリッドを獲得しました。

もうひとつのST-TCRクラスでは65号車「L&JR Mars Audi RS3 LMS」(今村大輔/加藤正将/石澤浩紀/吉田寿博組)がクラストップで総合8位からのスタートです。

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決勝レースは6月2日(土)15時にスタートしましたが、スタートして早々、1コーナーでST-Xクラスの82号車Audi R8 LMSとST-2クラスの59号車が接触し、82号車は無念のリタイア。

そしてST-TCRクラスの65号車のAudi RS 3 LMSクラストップを走るも、2時間後にピットレーン速度違反によってドライブスルーペナルティ。

その後私は、スーパー耐久が提案する24時間耐久レースの新しい楽しみ方として、BBQなどに参加するため観戦離脱。BBQのメンバーのなかにはそのままサーキット内でキャンプをするという人もいました。他にもキャンプをしている人も多かったのですが、私は日が変わったころに帰宅。そこで私のスーパー耐久レース取材は終わりの予定でした。

しか〜し、朝起きて、「富士SUPER TEC 24時間レース」アプリを覗いてみると、なんとなんと!83号車が総合1位を走行しているではありませんか!!!

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というわけで私はまたまた急遽、富士スピードウェイにとんぼ返り。御殿場ICの2km手前から渋滞していましたが、それまでの道が空いていたので土曜日よりはだいぶ早く富士スピードウェイに到着。残り3時間半を富士で観戦です。

プレスルームに行くと、朝はトップだった83号車は2位に後退し、ST-Xクラス#99号車「Y's distraction GTNET GT-R」にトップを明け渡していました。6月3日(日)午後3時、トップチェッカーはそのまま99号車。しかし総合2位は83号車。さらに総合3位に81号車「J-Fly Racing R8」(Jeffrey Lee/Andre Couto/川端伸太郎組)。

そしてST-TCRクラスでもAudi勢が大健闘!クラス1位が75号車「m-1 CARFACTORY RS3 LMS」(塚田利郎/蘇武善和/清瀧雄二/松本和之/山路幸宏/渡辺忠司組)、3位も19号車「BRP★Audi Mie RS3 LMS」(HIROBON/YOSSY/秋吉 圭/奥村浩一/山脇大輔/古宮正信組)。

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総合優勝は逃してしまいましたが、良くも悪くもやたらアグレッシブ。Audiが元気な今年の「富士SUPER TEC24時間レース」でした。

しかし24時間も走るとマシーンは傷だらけ。テープでぐるぐる巻きになっているなんて普通。ピットの近くには、何かあった場合にはパーツ取り用のクルマが置いてあり、バラバラにされたパーツが置かれています。また、ほかのレースではあまり見ないような、仮眠の質を上げるための快眠グッズ、栄養ドリンクなどが多数。

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しかし、とにかく大きな事故もなく、レースが終了してなにより。

ちなみに次回第4戦は7月14(土)・15日(日)、大分県・オートポリスで5時間耐久レースが行われます。

(Text by Yumi Yoshida)

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Author:吉田由美

短大卒業後、モデル活動を始め、自動車雑誌や自動車レース番組などの出演をキッカケに自動車業界へ。 1998年からは国内自動車メーカーでセーフティドライビングインストラクターを務め、カーライフエッセイストへと 転進。以後、自動車専門誌をはじめテレビ、ラジオ、WEBなど多方面で活躍中! 日本自動車ジャーナリスト協会所属。

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