気になるquattroの今後

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171124-A7-01.jpgニュースでもお伝えしましたが、ドイツで新型「Audi A7 Sportback」が発表になりました。すでに日本の路上でも、その姿がキャッチされています。
個人的には、いまのAudiのなかで一番カッコいいと思うのがこの「Audi A7 Sportback」です。同じ4ドアクーペの「Audi A5 Sportback」も好きですが、ボディサイズが大きいぶんこのAudi A7 Sportbackのほうがシルエットが伸びやかで、クーペに求められるエレガントさがよりうまく表現されていると思います。

さらに新型は、48V電源システムを組み合わせたパワートレインや、大型タッチパネルを採用する新デザインのMMIなど、見どころ満載。どんな仕上がりなのか、いまから日本上陸が楽しみです。

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新しいマイルドハイブリッドシステムなど、効率を高める工夫があちらこちらに散りばめられているわけですが、搭載されるquattroも、従来のセルフロッキングディファレンシャルを用いた機械式から、油圧多板クラッチにより後輪にトルクを伝える「ultraテクノロジー」搭載タイプにスイッチ。これはすでに「Audi A4 allroad quattro」や「Audi Q5」に採用されているもので、条件次第では完全に前輪駆動に切り替わることで、燃費向上が期待できます。

これがAudi A7 Sportbackにも拡大されるとなると、今後さらに搭載モデルが増えることが予想されます。4WDの経験豊富なAudiだけに、ハードウェアは変わってもその自然な挙動は受け継がれますが、最近のセルフロッキングディファレンシャル式のquattroが後輪駆動顔負けの気持ちの良いハンドリングを見せていたことを考えると、「ちょっと寂しい」「もったいないなぁ」と思うのも事実です。

いま一番気になるのが、今後、Audi A4/A5にも採用が広がるかどうか。S/RSモデルのような超ハイパワーモデルは8速オートマチックと従来型のセルフロッキングディファレンシャル式quattro、それ以外は7速Sトロニックとultraテクノロジー搭載のquattroという棲み分けになりそうな予感がするのですが......。

その前に、なんとかセルフロッキングディファレンシャル式quattroが搭載されたAudiを手に入れたいものです(笑)

(Text by Satoshi Ubukata)

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Author:生方 聡

1964年生まれ。自動車専門誌「CAR GRAPHIC」の編集部員を経てフリーランスのジャーナリストに。フォルクスワーゲン専門誌「Breeze」(現在休刊中)の編集長。

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