2016年はSUVイヤー・・・といってもメルセデスの話

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160219-Shiomi-5676.jpgAudiファンの集うサイトでホント申しわけありませんが、ライバルブランドのことも気になるはずです。なりますよね? なるって? ありがとうございます。そこまでおっしゃるなら、このほど日本導入されたばかりのメルセデス・ベンツGLCについてご報告しましょう。
メルセデス・ベンツ日本は今年2016年を「SUVイヤー」と位置づけています。セダンやワゴンのイメージが強い同社ですが、実はいつの間にかSUVも多数ラインナップしています。まず頂点というか孤高の存在としてGクラスが君臨しています。これをSUVと呼ぶとピューリタンは怒るかもしれません。僕も狭義ではSUVではなくクロスカントリー・ビークルだと思いますが、ざっくりSUVとひとくくりにするのも時代かなと。それはそれとして、ほかに3列シートのフルサイズSUVのGL、その下のML、そのまた下のGLK、Aクラスの派生車種としてGLAがあります。

先般メルセデスは新しい法則のもとにネーミングを変えました。その結果、MLはGLEに、そしてGLKはモデルチェンジのタイミングでGLCとなり、これがこの度日本導入とあいなったわけです。

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一番大きいGLもどこかのタイミングでGLSとなるでしょう。GLAは新しい法則をいち早く取り入れたネーミングだったわけですね。

GクラスはGクラスのままです。孤高の存在ですから。

日本仕様のGLCは現時点では250のみ。2Lガソリンターボと9速ATの組み合わせです。全長4660mm、全幅1890mm、全高1645mmですからサイズはAudi Q5と同程度。この先どこかのタイミングでディーゼルやプラグインハイブリッドも追加されます。Cクラスに準じる最新の安全装備が備わります。ドイツでは昨年から売られており、昨秋、ちょこっと街中で試乗する機会を得ました。

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運転し始めてすぐに背の高いCクラスだと感じました。持て余さないサイズというのがあるじゃないですか? それがどこまでのサイズを指すのかは人それぞれ違うようでいて、実は誰に聞いてもだいたい同じような感覚をもっています。道幅が同じですから。GLCくらいがちょうどいい。その印象はドイツの街中での印象だったのですが、先日、日本で外に置いてあるGLCを見て、その感覚が正しいことを確認しました。

このサイズは多くの女性の支持を集めるでしょう。東急沿線や阪急沿線の街で大人の女性がこぞってGLCを運転しているのが目に浮かびます。with大きめサングラス。

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先代のGLKはもっとコンパクトで取り回しは抜群によかったのですが、その代わり、ラゲッジスペースをはじめとする車内全般は、もう少し広ければなぁと感じさせました。

160219-Shiomi-5674.jpgGLCはその点が改善されており、ラゲッジ容量はGLKより100リッター拡大した550リッター。そしてゴルファーに朗報! GLKではスクエアだったラゲッジ形状がGLCでは左右がていねいにえぐられており、キャディバッグ真横積みが可能な形状となっています。
走りを論じるには時間とステージが足りませんでしたが、快適な乗り心地と軽快なハンドリング、それに2リッターターボならではのトルキーな感覚はしっかりと印象に残っています。2月末には自動車専門誌やウェブサイトに詳細なインプレッションがわんさか掲載されるでしょう(←他力本願)。

価格はGLC250 4MATICが628万円、豪華装備のGLC250 4MATIC Sportsが678万円、そのレザーシートバージョンが745万円。

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まもなく開かれるジュネーブショーでは新型Eクラスが登場します。すでに明らかになっているスタイリングを見ると、SクラスにそっくりなCクラスにそっくり! つまりメルセデスの全セダン/ワゴンが非常に似た顔をもつ状態となりそうです。

さらに写真を見ればわかるように、SUVも遠目には見分けるのが難しいほど似かよった顔つきでそろっています。どのモデルかはともかく、ひと目でメルセデスだと認識できることが重要ということでしょう。

写真の一番手前の赤は日本未導入のGLEクーペ。これもそのうち入ってくるはずです。メルセデスの攻勢はしばらく止まりそうにありません。

(Text by Satoshi Shiomi)

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Author:塩見智

ライター/エディター。1972年岡山県生まれ。新聞記者、自動車雑誌編集者を経てフリーランスへ。クルマは速くなくてもいい、豪華じゃなくてもいい、(乗ってて)モテなくてもいい、ただし作り手自らが掲げた目的を、高いレベルで達成していてほしい。何がしたいのかわからないクルマが一番イヤ。

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