140405-1-Practice-1.jpgSUPER GTの2014年シーズンが岡山で開幕。2014年4月5日には予選が行われた。 日本、そして、世界のさまざまなスポーツカーがバトルを繰り広げるSUPER GTのGT300クラス。JAF GTのマシーンは、引き続きBR-Z、そして、ハイブリッド車のCR-Zとプリウスが参戦する。

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一方、FIA GT3のマシーンは、メルセデス・ベンツSLS、アストンマーティンV12ヴァンテッジ、ランボルギーニ・ガヤルド、日産GT-R、ポルシェ911、BMW Z4など、多彩な顔ぶれで観客の目を楽しませてくれる。

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そして、FIA GT3マシーンのAudi R8 LMS ultraがAudi Team Hitotsuyamaから参加するのは140405-1-Practice-4.jpg
ドライバーは、2012年の鈴鹿からチームに参加しているリチャード・ライアン選手と、今シーズンからチーム入りした藤井誠暢選手。ともにチャンピオン争いが期待できるドライバーだ。ふたりはセッティングの好みが似ているということもあり、Audi Team Hitotsuyamaにとっては頼もしい戦力となりそうだ。

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ただ、昨年に比べれば性能調整による不利な状況は縮小しているとはいえ、依然、Audi R8 LMS ultraが厳しいという現実は変わらない。

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実際、ノックアウト方式で行われる予選では、Q1で#21 Audi R8 LMS ultraは、トップとの差1秒185の1分27秒935で16番手。13位以内に残ることができず、Q2進出はならなかった。

140405-1-Practice-3.jpgトップタイムは、#7 Studie BMW Z4の荒聖治選手。コースレコードを更新し、1分26秒750をマーク。2位は同じBMW Z4を駆る初音ミクZ4の谷口信輝選手。トップとの差はコンマ327。3位は#55 ARTA CR-Z GTだった。
140405-1-Practice-5.jpgQ2は、トップが#31 OGT Panasonic PRIUS(1分26秒774)、2位が#4 グッドスマイル 初音ミク Z4(1分26秒869)、3位が#55 ARTA CR-Z GT(1分27秒034)という結果に。
予選では出遅れたAudi R8 LMS ultraだが、決勝に強さを発揮するのがこのマシーンの特徴。新しいドライバーのコンビが、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、大いに期待したい。

(Text & photos by Satoshi Ubukata) 

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