6-Grid walk-3.jpg2013年11月3日、栃木県のツインリンクもてぎにて2013 SUPER GT第8戦「もてぎGT250kmレース」の決勝が行われた。

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厳しい性能調整が課されているAudi R8 LMS ultraにとって辛いシーズンとなった2013年のSUPER GT。そんななか、いつもの都筑/ライアン両選手がHitotsuyama Racingの#21 ZENT Audi R8 LMS ultraを駆り、シリーズ最終戦のもてぎに挑む。

2日には、Q1、Q2の2段階選抜方式(ノックアウト方式)により予選が行われた。#21はライアン選手がQ1を担当。1分50秒162のベストタイムを叩き出すが、15番手に留まりQ2進出は叶わなかった。

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2-Qualify-4.jpgQ2に進出した13台のなかで、トップタイムをマークしたのは#61 SUBARU BRZ R&D SPORTの佐々木選手。ベストタイムの1分48秒264はコースレコードで、今季5度目のポールポジションを獲得している。
決勝当日は、朝方に霧がかかっていたツインリンクもてぎだが、スタートの13時30分にはドライコンディションの、やや汗ばむくらいの天候に。

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フォーメーションラップを終えてGT300クラスの車両がスタート。直後に大きな混乱もなく、無事1コーナーを駆けぬけていくが、都筑選手がドライブする#21のAudi R8はペースが上がらず、1周目を終えた時点で22位まで順位を落としてしまう。

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16周目を終えて、ライアン選手にドライバー交替。途中、コースアウトする場面が見られるなど果敢に攻めるが、ベストタイムはトップから約3秒遅く、性能差は歴然だった。最終的には完走できたものの、21位に終わった。

GT300クラスは、ポールポジションの#61のSUBARU BRZを#11のGAINER DIXCEL SLSが序盤にかわし、そのままトップを守りきってゴール、今季2勝目を挙げた。シリーズタイトルは、#21 MUGEN CR-Z GTが獲得している。

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GT500クラスは、#6のENEOS SUSTINA SC430がポール・トゥ・ウィンを果たす。一方、シリーズタイトルはこの日3位となった#38のZENT CERUMO SC430が獲得した。

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2013年のシリーズ戦はこれで終了。残すは11月22日〜24日の富士スプリントカップのみとなった。辛いシリーズ戦を吹き飛ばすような走りを期待したい。

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(Text and photos by Satoshi Ubukata)

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