120617-LeMans-05.jpg2012年6月16日15時(現地時間)にスタートした第80回ルマン24時間レースは、17時間経過後の17日8時(現地時間)現在、アウディR18がトップ4位を独占し快走を続けている。 17日8時時点の順位は次のとおり
 
120617-LeMans-04.jpg【1位】 #1 アウディR18 e-tron quattro
ロッテラー/トレルイエ/フェスラー

周回数:265周
120617-LeMans-02.jpg 【2位】  #2 アウディR18 e-tron quattro
カペロ/クリステンセン/マクニッシュ

周回数:265周
120617-LeMans-01.jpg 【3位】  #4 アウディR18 ultra
ボナノーミ/ハビス/ロッケンフェラー

周回数:263周
120617-LeMans-03.jpg【4位】 #3 アウディR18 ultra
ジュネ/デュマス/デュバル

周回数:256周
◆◆◆ ここまでの経過 ◆◆◆

【1時間目】

15時にスタートしたレースは、オープニングラップで#2のマクニッシュが#8のトヨタをパスして1位:#1 ロッテラー、2位:#3 デュバル、3位:#2 マクニッシュの1-2-3体制を築く。その後、#2のマクニッシュが2位に浮上。

一方、#3のデュバルは左リアタイヤのパンクにより5位に順位を落とす。3位、4位は#7、#8のトヨタが着け、ハイブリッドのマシーンが上位4位を占める。

#4のロッケンフェラーはリアサスペンションのチェックに手間取り周回遅れ、10位に。



【2時間目】

#1のロッテラーは順調に周回を重ね、トップをキープ。#2のマクニッシュは2位を守り、クリステンセンにステアリングを委ねた。#3はトヨタのピットストップ中に3位に浮上。#4のロッケンフェラーは7位までポジションを上げた。

【3時間目】

ロッテラーからトレルイエにドライバー交替した#1は引き続きトップを守る。#2はクリステンセンがハンドリングの異常を訴え、ピットストップの際にマシーンをガレージ入れてチェック。約5分後にレースに復帰する。

18時の時点で、#1は2位の #7 トヨタに対して約40秒のアドバンテージを手に入れた。3位が#8のトヨタ。4位が#3のデュマス。#4のボナノーミは6位に。

【4時間目】

#1のトレルイエは#7のトヨタの差をさらに広げ、19時の時点で1分13秒先行する。4位の#3 デュマスと3位の#8 トヨタとの差は1分24秒。#2が5位、#4は6位で周回を重ねる。

【5時間目】

トップを快走していた#1のトレルイエだが、#7のラピエールの追い上げに遭い、バトルの末にトップを明けわたし、20時の時点でコンマ608秒のリードを許す。

19時35分、#3のデュマスがGTカーをパスする際に接触してタイヤバリアに激突。右フロントのサスペンションにダメージを負いながらもピットまで戻る。

#2はクリステンセンからカペロにドライバー交替。順位は4位。#4がこれに続く。



【6時間目】

3位を走っていた#8のトヨタが、ミュルサンヌ手前で#81のフェラーリをパスする際に接触し、大クラッシュ。これによりコースは約1時間15分にわたりセーフティカーが先導するかたちに。この間、2位の#1はトレルイエからフェスラーにドライバー交替。迅速なピット作業により1位でコースに復帰する。#2のカペロは4位をキープ。#4はボナノーミからハビスにドライバー交替、順位は4位。#3はマシーンの修理を終えて、ジュネのドライブでレースを続行することに。



【7時間目】

セーフティカーがピットに戻った直後のポルシェカーブで、#1のフェスラーを追う#7の中嶋が、本山が運転する#0 日産デルタウイングに接触。この事故で、結局は#7と#0はともにリタイアとなる。#2のカペロは2位、#4のハビスは3位にそれぞれ浮上。再びトップ3位を独占することになった。

#3は7周遅れの22位に。



【8時間目】

依然、#1のフェスラーがレースをリード。2位の#2はカペロが第2シケインでスピンを喫するが、順位を落とすことなくマクニッシュにドライバーチェンジ。#4のハビスは3位、#3のジュネは6位まで順位を回復する。

【9時間目】

1位の#1がフェスターからロッテラーに、3位の#4がハビスからロッケンフェラーに、6位の#3がジュネからデュバルにそれぞれドライバー交替。2位の#2のカペロはルマンのピットで48歳のバースデイを迎えた。

【10時間目〜11時間目】

アウディR18は全車順調に周回を重ねていく。0時58分、#2がマクニッシュからクリステンセンにドライバー交替。1時10分には#1がロッテラーからトレルイエに、1時15分にはデュバルからデュマスに、1時30分には#4がロッケンフェラーからボナノーミにそれぞれドライバー交替している。

【12時間目】

トップの#1に対し、2位の#2がタイム差を41.9秒まで縮める。#1はトレルイエからフェスラーにドライバー交替。#4は3位をキープ。

#3のデュマスは周回遅れのマシーンを追い越す際に接触しスピン。リアボディの修復のためピットインを強いられる。



【13時間目】

#3のデュマスは見事な追い上げを見せ、5位までポジションを回復する。

アウディR18の1-2-3体制は変わらず、3時43分にはトップの#1が200周を走り終えた。2位の#2はクリステンセンからマクニッシュにドライバー交替。3位の#4はボナノーミからハビスへ。

【14時間目】

#1のフェスラーがポルシェカーブでスピンし、タイヤバリアに接触。確認のためピットインするが、マシーンにダメージはなく、ロッテラーにドライバー交替して再びコースへ。この間にトップは#2のマクニッシュに。5時の時点で両者の差は17秒630。

#4のハビスは2周遅れの3位。#3はデュマスからジュネにドライバー交替。トップから9周遅れの5位。

【15時間目】

トップの#2はマクニッシュからカペロにドライバー交替。その後、#1のロッテラーがトップを奪い返す。#4のハビスが3位、#3のジュネは5位と変わらず。

【16時間目】

1位が#1、2位が#2、3位が#4、5位が#3と順位は変わらず。#4がハビスからロッケンフェラーにドライバー交替。

(Text by Satoshi Ubukata)


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