110422ms001.jpgアウディ モータースポーツは、24日に行われるル・マンテストデーを前にアウディ R18 TDIのカラーリングを公開した。 R15 TDIはシルバーと赤を基調としたカラーリングで、ボディ一の部を違う色にすることで3台の差別化をしてきた。しかし今回公開されたR18 TDIのカラーリング1号車と2号車・3号車と異なるカラーリングにした。1号車は黒を基調にしたボディカラー、2号車・3号車はシルバーを基調としたボディカラーと、明確に差別化されている。

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また、R18 TDIボディには『Audi ultra』のロゴが入る。これは今年デビューするR18 TDIを製作する上で注がれた、数々の軽量化技術を総称しているようだ。フルカーボンモノコックボディの採用、エンジンやギアボックスの軽量化、LEDライトの採用により、R18 TDIはレギュレーションを下回る重量を実現。最終的にバラストを最適な場所に搭載することによって低重心と前後重量バランスの最適化を図っている。

これらレースフィールドで培った軽量化技術は、もちろん市販車へのフィードバックを視野に入れている。TDI・FSIやquattroのように、ultraのバッジがついたアウディの市販モデルが登場するのもそう遠くないかもしれない。万全の体制で臨む今週末のテストデーが楽しみだ。

(Text by M.MAKIMURA)

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