150803-OLED-01.jpgAudiは2015年9月に開催されるフランクフルトショーで、有機ELテールライトを採用したコンセプトカーを披露する。 有機ELは、消費電力が少ないこと、厚さが薄いこと、コントラストが高い、応答速度が速いなど、さまざまな特徴を持ち、新世代のディスプレイ/照明として期待されている。この技術をAudiはテールライトに応用し、「マトリクスOLEDライト」として、コンセプトカーに搭載する。

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有機ELをテールライトに採用する場合、通常のライトのようなリフレクターやガイド類が不要になるため、軽量化が実現できるという。また、冷却も不要である。

マトリクスLEDヘッドライト、マトリクスレーザーハイビームなど、先進のライティングテクノロジーを実用化してきたAudiが、今度はテールライトのデザインに新たな風を吹き込むことになりそうだ。



(Text by Satoshi Ubukata)

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