失ってわかるありがたさ

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160310-A3-02.jpg報告が遅くなりましたが......2015年末に愛車のAudi A3 Sportback 1.4 TFSIを手放しました。


約2年の保有で走行距離は4万km超! 仕事がら他のクルマにも乗りますので、そのわりにはかなり走ったことになります。

サイズといい、動力性能といい、快適さといい、すべてをバランス良く備えていたAudi A3 Sportbackでしたので、通勤はもちろんのこと、ちょっと遠出するにも、つい好んで乗ってしまい、距離が伸びてしまったというわけです。

「Audi A3 Sportbackを買いたいと思っているんですが、どうでしょう?」と聞かれたら、自信を持ってお勧めできます。

さて、愛車のAudi A3 Sportbackは、ちょこちょことカスタマイズしていたので、手放す前に標準に近い状態に戻しました。たとえば、17インチにアップしたタイヤ&ホイールを標準の16インチに戻したり、ローダウンのために装着したアイバッハ プロキットをノーマルのスプリングに戻したりと。

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アイバッハ プロキットと17インチホイールを装着した状態でも十分に快適だったのですが、これを元に戻したら、どれだけ乗り心地が良くなるんだろう? 初めてAudi A3 Sportbackのベースグレードを試乗したとき、あまりの乗り心地の良さに舌を巻いただけに、あの感動を再び味わうのが楽しみでした。

ところが......

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スプリングとタイヤ&ホイールをノーマルに戻したAudi A3 Sportbackで走り出した瞬間、私の頭の中は「?」でいっぱいに。「スプリングの交換、忘れてない?」とホイールハウスの中を確認しましたが、車高の高い(!?)ノーマルに変わっていました。

何を驚いているかというと、乗り心地がワンランクアップすると期待していたのに、実際に乗ったらノーマルに戻す前のほうが快適だったのです。そんなことがあっていいのか!? どう考えても納得がいきません。

悶々としながらしばらく運転していたとき、ふと頭に浮かんだのが「cpm LowerReinforcement」のこと。Audi A3 SportbackにはこのLowerReinforcementを装着していて、ノーマルに戻す際にLowerReinforcementも外していたのです。

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いまさら説明する必要などないかもしれませんが、cpm LowerReinforcementは純正のリーンフォースメントと交換するだけで手軽にボディ剛性のアップが図れる定番のチューニングパーツ。その効果は、装着後すぐに体感できるうえに、コストパフォーマンスも非常に高いことから、人気のアイテムになっています。

Audi A3 Sportbackでも、ボディ剛性がアップしたのに加えて、ハンドリングがより軽快になったり、目地段差を越えたときのショックの遮断が良くなったことを確認していました。

しかし、これほどまでに乗り心地の向上に貢献していたとは......失ってわかるありがたさとは、こういうことをいうんですね。cpm LowerReinforcementのリピーターが多いのも納得できます。

私もそのひとりですが(笑)

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(Text by Satoshi Ubukata)

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Author:生方 聡

1964年生まれ。自動車専門誌「CAR GRAPHIC」の編集部員を経てフリーランスのジャーナリストに。フォルクスワーゲン専門誌「Breeze」(現在休刊中)の編集長。

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