131018-DIS-7.jpgステアリングホイールの左側にあるこのスイッチ群。DIS(ドライバーインフォメーションシステム)を操作するためのものです。これがなかなか便利なんですよ! メーターパネルの中央に配置されたカラー液晶。ここは、クルマの走行データやオーディオ、ナビの案内などが表示されるエリアで、DIS(ドライバーインフォメーションシステム)と呼ばれています。

この表示を切り替えるが、冒頭で紹介したステアリングのスイッチです。

通常は表示されませんが、「◁」や「▷」(ロッカースイッチ)を押すと、DISの上の部分に"タブ"が現れ、4つの異なるタブを切り替えることができます。左から車両情報、オーディオ、電話、そして、ナビです。

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車両情報には、「コンピュータ」「効率化」「デジ速度計」「ACC」といったサブメニューがあり、たとえばコンピュータでは、平均速度や平均燃費、瞬間燃費といったデータが確認できます。上の画面は平均燃費(「2」は長期メモリーを意味します)で、それ以外にも、時刻、オドメーター、トリップメーター、シフトインジケーター、外気温などさまざまな情報が同時に見られるので便利です。

表示の切り替えは左下の回転スイッチ(ダイヤル)を使います。また、右下のプッシュスイッチを押すとサブメニュー(写真右下)が表示されます。

左下の写真は効率化の画面で、スタートしてからの平均燃費と瞬間燃費を同時見ることができます。僕はたいていこの画面にしています。ダイヤルを回すと、平均燃費と走行距離、走行時間に切り替わります。

なお、タブを切り替えてしばらくすると、一番上のタブは消えてオーディオの情報が表示されるようになります。

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131018-DIS-3.jpgこちらはオーディオ。左はラジオを聞いている最中にダイヤルを回したときの様子です。ダイヤルを回すだけなら切り替わらないので、必要ならクリックして選局します。ちなみにラジオメモリはプリセットのことで、MMIではAMとFMが混在できるので、バンド切り替えは不要です。
131018-DIS-4.jpgプッシュスイッチを押すと、ソースの切り替えが可能です。ラジオだけでなく、SDオーディオ、CD/DVD、AMI(iPhoneなど)、地デジにも切り替えられます。
131018-DIS-5.jpgAMIを使ってiPhone/iPodを接続した場合の様子。プレイリストやアルバムの内容が表示され、ダイヤルで選曲できます。もちろん、日本語も問題なく表示されます。ただ、従来はプレイリストやアルバムの一覧に戻ることができたのですが、このA3のDISではそれができなくなりました。便利だったのに......残念!
131018-DIS-6.jpgそしてこちらはナビの表示。ルート案内時には次の案内までの距離や矢印、到着時間などが表示されます。この他に電話の表示があり、電話帳の操作ができるのですが、うまく50音順に並ばないので開く機会は少ない(笑)
多機能なDISとマルチファンクションスイッチのおかげで、ステアリングホイールから手を離さずに、必要な操作ができるのはとても便利です。

MMIとDIS/マルチファンクションスイッチの組み合わせは、ユーザーインターフェイスのなかでは最強の部類に入ると思いますが、いかがでしょう?

(Text by Satoshi Ubukata)

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